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泥棒の実態を知っておきましょう!!
泥棒の手口や撃退法などを把握し、
防犯対策をすることが重要!!
住居の戸締りをしっかりとしても、決して安全とは言えません。防犯対策を行う前に泥棒の実態を把握しておきましょう。
泥棒は、家が留守だと分かれば、さまざまな手口を使って侵入してきますので、実態に沿った防犯対策を行うことが重要です。
つぎに、泥棒の手口や撃退方法、窃盗事件の発生状況をご紹介します。
泥棒の手口
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ガラス破り
現在侵入手口でいちばん多いのがガラス破りです。
窓のガラスを破り、手を入れてクレセントを回して開ける大変シンプルな方法です。焼き破り
ガラス破りの新しい手口です。
強力ライターや携帯バーナーでガラスを熱して水をかけて割る方法で、最近増えています。 -
ピッキング
鍵穴に特殊な道具を差し込んで、施錠を解き住居に侵入する手口です。
複数の窃盗犯が組織的に訓練され、手馴れた人なら1分もかからず住居へ侵入し、犯行に及びます。ご注意!!
こちらのシリンダーキーを取り付けている住宅は早急な対応が必要です。10秒でピッキングが可能です。
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サムターン回し
扉に小さな穴を開けたり扉と扉枠の隙間から特殊なハリガネを差し入れて、室内側のつまみを直接操作し、不正に開錠する手口です。
合鍵
郵便受けや植木鉢の下など、隠してある鍵を探して侵入します。
無施錠狙い
ドアや窓の無締まり箇所から侵入する手口です。
泥棒に聞いた空き巣狙いの撃退法
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家の中に明かりをつけておく!!
夕方から夜中にかけては、家人が外出中の留守宅が一番盗みに入りやすいと言われています。
アパートでも一般住宅でも、周りの家に明かりがついているのに、一軒だけ明かりがついていないのは人がいない証拠です。
こういう家が特に狙われやすく、家の中に明かりがついているだけで、犯行をあきらめるケースがあります。
これが泥棒の習性です。 反対に玄関の外側だけ明るくしておく家がありますが、これは外出中のしるしで意味はありません。
家の中に明かりをつけておくことがもっとも大切です。 -
新しく家を建てる時に防犯装置をつけましょう!!
以前の日本の住宅は防犯を意識して建てられていませんでした。
最近の家は新築する時に、二重ロック、ラス入りガラス、高窓化、防犯センサー、照明などについて工夫してある家が増えています。
ただそれ自体は大変いいことなのですが、いざカギのトラブルの時の対処にカギ業者でも困ることが増えました。最終的には工具を使っての破壊開錠になりますので、充分お気を付けてください。 -
金目のものは高いところに隠せ!!
泥棒は,見つかったら逃げることをいつも頭に入れているので、物色するときも大慌てでやっています。
経験上、目線より高いところに置いてあるものには、目が届きにくく、探すのも手間がかかります。
だから、金目のもの、大事なものは高いところへ、うまく工夫してしまっておくことが用心深いやり方です。 -
見たことがない人物には声をかけろ!!
泥棒は、うろついているところを、近所の人に見られるだけで犯行がやりづらくなる。
いきなり「こんにちは!」と声をかけられただけで、ビビッてしまうのです。
この頃は、隣の人に無関心な人が多くなっていますが、これは防犯上問題だと思います。
不審な人には、思い切って声をかけることが地域の防犯につながります。
窃盗事件の発生状況(認知件数)
福岡県で発生した認知件数の重要窃盗事件のうち、住宅対象の侵入盗の割合は2年間でおよそ43%を占めます(福岡県警調べ)。
重要窃盗事件の半数以上が住宅を対象に狙われている結果となります。
けっして他人事ではない状況で、路上での窃盗より、一層後を引きずってしまうのが侵入盗の被害者です。
自宅が他人に引っかきまわされてしまった、再度、被害に遭うのではないかと・・・
疑心暗鬼になり、とうとう引越しをしてしまうケースも少なくありません。
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重要窃盗犯 令和3年(認知件数) 侵入盗(住宅対象) 1,004 侵入盗(その他) 1,174 自動車盗 59 ひったくり 21 すり 52 令和3年(認知件数)
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重要窃盗犯 令和4年(認知件数) 侵入盗(住宅対象) 874 侵入盗(その他) 969 自動車盗 61 ひったくり 24 すり 106 令和4年(認知件数)
「福岡県警HPより引用」